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被リンク元総合スコア
被リンク元総合スコア

外部評価スコア

SEOスコープの最大のメリットは外部評価スコアを知ることが出来ることです。

外部評価スコアはこれまで説明してきた3つのスコアを足して3で割った平均値です。

1、トラフィック総合スコア

2、エンゲージメント総合スコア

3、被リンク総合スコア

自社サイトと上位表示されているサイト群と、上位表示されてないサイト群、この3つの集団の外部評価スコアを比較すると、多くの場合、上位表示集団の外部評価スコアは高く、上位表示できていないサイトの外部評価スコアは低い傾向があります。

次の図は「交通事故 弁護士」というキーワードをSEOスコープで調査した結果です。

ご覧のように、検索順位が高いサイトの外部評価スコアは20点台〜30点台ですが、7位以降からは10点台のサイトばかりです。

ここで疑問に思うのは、外部評価スコアが高い数値なのに上位表示できていない6位の(スコアは36)サイトや、15位のサイト(スコアは44)、18位のサイト(スコアは41)のサイトの存在です。

外部評価スコアが高いのにGoogleで上位表示出来ていないということはほとんどの場合、サイトの内部の評価が低いからです。

Googleが検索順位を決める大きな要因として外部要素と内部要素の2つの要素があります。

外部要素が高いのに上位表示できていないということは内部要素が低いということで、これは受験に例えると英語が得意なのに試験に落ちたという事は国語の点数が低かったからどいうのと同じことです。

そうしたサイトを観察すると、検索キーワードと一致したテーマのサイトでなかったり、タイトルタグにキーワードが書かれていなかったり、キーワード出現頻度が低くて不利なサイトになっていることがほとんどです。

内部要素を調査するには全日本SEO協会のもう一つの重要ソフトであるSEOロボットドクターを使ってください。検索にかかったページだけではなく、サイトにあるページを最大5,000ページまで細かく分析してくれます。
https://www.ajsa-members.com/seo-tool/seo-robotdoctor/

外部評価スコアが高いのに検索順位が低いサイトを観察してください。そして彼らがサイト内でしている内部対策はしないように反面教師として参考にしてください。

反対に、外部評価スコアが低いのに上位表示しているサイトは内部要素が優れているサイトです。先ほどの例で言うと2位のサイトは外部評価スコアが22しかないのに2位という高い順位にランクインしていますし、7位のサイトは17しかスコアが無いのに7位になっています。

ということはそれらのサイトを実際に見て内部最適化のやり方、コンテンツの作り方などが参考になる生きた教科書だということになります。

このように外部評価スコアを調査するソフトがSEOスコープ、内部評価を調査するソフトがSEOドクターであり、これら2つのソフトを活用することによりGoogleで上位表示しているサイトの実態を外面的、内面的双方の視点で徹底調査してください。

そして上位サイトの参考になる面を自社サイトに取り入れて、スコアが低いサイトの特徴を発見して順位を下げる要因を自社サイトに取り入れることは避けて下さい。

そうすることによりご自分の力により、Googleが将来どのようなシステムの改変をしようととも、その時その時のベストな対策を行う事が可能になり、安定的な上位表示が実現できるようになるはずです。

末筆ながら、皆様の益々のご活躍祈念します。

一般社団法人全日本SEO協会
代表理事 鈴木将司