Q:サイトの更新について

サイトを更新しなければならないと考え、毎週、記事をひとつ追加してきました。
ただ、よく読まれている記事を更新したほうが効果があるのかなと迷っています。
よく読まれている記事を更新するのと、あらたな記事を作成するのとでは、どちらの方がSEO効果がありますか。

よくよまれている記事は、毎日20〜30人のかたが訪問して、読んでくれています。

ただ、2年、3年は、更新していません。
新記事は、手は抜いていませんが、よくて訪問者は、1人です。
しかも、新記事は、なかなか検索されず、2、3年たってもほとんどの記事は、読まれるようになりません。


A:

重要なご質問ありがとうございます。これは御社だけでなく、情報発信を心がけている方全てが疑問に思う点だと思います。
よく読まれている記事を更新するほうが良いのか?それとも新しい記事を作成するほうが良いのか?
というのは難しい選択だと思いますが、よく読まれている記事を更新するにも限界があるはずです。

コンテンツを追加すれば確かに更新されることによりさらに上位表示される可能性はありますが、上がり切ったらそれ以上順位は上がらないでしょうし、追加するコンテンツが目標キーワードのテーマから逸れたものになると順位ダウンの原因になることがよく有ります。
ここでの本質的な問題は新記事が何故検索されず読まれないかということだと思います。

人様に読んでもらう記事を書くためには:
(1)読者ニーズを徹底的に調査すること
(2)競合他社のページと自分のページを比較して何が自分のページに足りないのかを考察すること
の2つが必要です。

(1)読者ニーズを徹底的に調査すること
→ どうすれば読者ニーズが分かるかというとすでに実施していらっしゃるかもしれませんが、Googleキーワードプランナー、キーワードサジェストで今狙っているキーワードに関連するキーワードにはどのようなものがあるのかを調べること。SEOスコープで競合他社の流入キーワードを調べることが基本です。そうすることにより実際に検索されているキーワード = 読者が知りたい事 がわかってきます。そしてSEOスコープで分かる競合他社の流入キーワードを調べることによりどんなキーワードが新規客獲得に貢献したのかを知ることが出来ます。

(2)競合他社のページと自分のページを比較して何が自分のページに足りないのかを考察すること
御社の新記事が読まれていないのは読者ニーズとズレがあることが原因の可能性があります。そのズレを知るには謙虚に競合他社のページの何がわかりやすくて、どんなプレゼンテーションが優れているのかを注意深く観察することです。
既存ページをいじくり回すことを永久に繰り返すという守りの姿勢よりも、何度失敗しても失敗の原因を調べ改善を繰り返すという攻めの姿勢のほうが長期的には御社にとって得になると信じます。

ですので、既存ページの更新はやりつつも、新しい集客ページの開発も同時に行っていただきたいと思います。参考にしていただければ幸いです。

2018年06月19日
カテゴリ:内部対策