Q:外部対策:内部対策の割合は何:何くらいの比率でしょうか?

数年前はセミナーで外部対策:内部対策と割合をお知らせいただきました。外部が中心の時代もありましたし、内部が中心の時代もありました。今は数字で表すと、何:何くらいの比率でしょうか?


A:

リンク対策が最も重要だった2012年までは・・・外部8:内部2 の比率でしたが、現在の間隔値では、全く正反対である・・・外部2:内部8に感じます。

しかし、他にもユーザーエンゲージメント、トラフィックもありますのでそれぞれを高めることが上位表示への道になっています。

そして外部2だだからといって被リンクは重要ではないということは決してありません。
被リンクは今こそ重要です。何故ならGoogleは被リンク元の数ではなく、質で順位を決定しているからです。

質が高い被リンク元、つまりGoogleが私達サイト管理者に求めるものは:
(1)関連性の高いサイトからのリンク
(2)権威のあるサイトからのリンク
であり、それらは非常に入手困難なものだからです。

詳しく言うと関連性があるからといって自分で別ドメインのサイトを作りそこに関連性の高いコンテンツを載せて自社サイトにリンクを張るというだけでは0点になります。

Googleは関連性が高いかどうかだけを見ているのではなく、そのサイトにGoogleの検索結果ページからたくさんのユーザーがクリックをして移動しているかをチェックしています。そのためある程度人気があるサイトからのリンクではないといくら関連性が高いサイトからのリンクであっても評価はしてくれません。

しかもGoogleは昔のようにサイトの信頼性の指標であるページランクを公開しなくなりました。そのためどのサイトが信頼性の高いサイトなのかをはっきりと知ることが出来なくなりました。

現状では信頼出来るサイトかどうかはSEOスコープに表示されるTF(トラストフロー)が少なくとも10以上あるかを見ることが有効です。信頼度を知るにはトラストフローを使うようにして下さい。

※トラストフローの詳細については:
「SEOスコープ 活用マニュアル」
www.ajsa-members.com/qa/admin/img/1530273667.pngのP.33をご覧下さい。

2018年06月25日
カテゴリ:その他SEO対策