Q: 以前、古い情報は新しい情報に切り替えましょうとお聞きしましたが、そのままにしておくと、SEO的に何か問題はあるのでしょうか?
以前に古い情報は新しい情報に切り替えましょう〜とセミナーかカンファレンスでお聞きしました。
例えばアクセス・場所のページで、目標物が建物が新しく加わったり、以前あった酒屋さんが、本屋さんになった場合などです。
こうした情報をそのままにしておくと、SEO的に何か問題はあるのでしょうか?
A:
直接問題は無いはずです。しかし、ユーザーがそうした古い情報を見た時にページを離脱したり、直前に見たGoogleの検索結果ページに直帰されて直帰率が高まるはずです。
そしてそれはGoogleは直帰率、離脱率、サイト滞在時間などというユーザーエンゲージメントという数値によって認識し検索順位ダウンにつながる恐れがあります。
古い情報を放置するもう一つのリスクはそれよりももっと大きいもので、それはユーザーにサイトの信頼性を疑われてしまい成約率が下がることです。
さらには古い情報があるとリンクを貼ろうかどうか迷っていた他のサイトの運営者が古い情報が目立つサイトにリンクを張ると信用を失うことになるのでリンクを張ってくれなくなるなどのリスクも考えられます。
古い情報を最新化することを心がけて下さい。年1回でも良いので、各ページの古い画像の差し替え、追加、文章の書き換え、ちょっとした追加などをするとサイトのインデックス数が増えるようになります。
下の図は、私が数ヶ月前に集中的にSEOセミナーの古いページ約100ページに画像の追加と文章の最新化をした数ヶ月後のサーチコンソール内のサイトインデックス状況の図です。ご覧のように新しいページはあまり追加していないのにもかかわらずインデックス数が増えてその数がわずかですが右肩上がりになっていることがわかります。
Googleによるインデックス数はほっておくと減る傾向があります。
かといってたくさんの新規ページを追加するのは大変なことです。
既存のページをすこしでも最新化するとこのグラフのようにインデックス数が増加傾向になり、サイト全体のGoogleによる評価が改善されるはずです。お試し下さい。