Q: 新しく6つの項目を追加したところ自然検索流入が大きく減ってしまいました。トップページでのメインの記事とは違う情報追加の影響かと思いますが、どう考え対応するのが良いでしょうか?

弊社のサイトですが、月間50万PVを突破し、順調にアクセスを伸ばしていました。
2月末に、トップページの最下部に、
(1)免責事項
(2)利用規約
(3)編集方針
(4)問い合わせ
(5)個人情報保護方針
(6)運営者情報
のページを追加しました。

同時に、同じ週に10ページ程度の記事の改訂を行っています。
記事改定は、基本的に
A:内部リンクの追加
B:コンテンツ量アップ
C:LSI調査ツールで発見した共起語の追加です。

従来、コンテンツは上記手法で、ほぼ順位アップが見込めていました。
しかし、3月3日に急激に全体の順位が低下し、1日10000以上あった新規の自然検索流入が、7000程度まで減少しまた。

考えられるのは、トップページでのメインの記事とは違う情報追加の影響かと思いますが、どう考え対応するのが良いでしょうか?

また、最近、グーグルとヤフーの順位の差が大きくなっていると感じています。記事によっては、10位以上の差があります。主題とは違うかもししれませんが、何か原因あるのでしょうか?


A:

考えられる原因は目標ページのテーマとは無関係なテーマである:

(1)免責事項
(2)利用規約
(3)編集方針
(4)問い合わせ
(5)個人情報保護方針
(6)運営者情報

のページへのリンクを追加したからです。

目標ページのテーマが例えば 花 だとした場合、花に関連するテーマのページを目標ページからリンクを張ることは上位表示にプラスになるのですが今回追加した6つの情報は 花 に関連するテーマのページではなく、サイト運営者をテーマにしたページです。

目標ページに関連性の無いページへのリンクをノイズと呼びますが、御社は今回そのノイズを増やしたから検索順位が落ちたはずです。

対策としては

(1)免責事項(2)利用規約(3)編集方針(4)問い合わせ(5)個人情報保護方針(6)運営者情報の6つのうち、

運営者情報

というところをクリックしたら他の5つのページへのリンクが張っている目次のようなものを造り、そのページからしかその5つのページにいけないようにすることです。

実際にアフィリエイトのサイトなどで上位表示しているサイトのほとんどが本題に関係の無いページへのリンクは 運営者情報だけになっています。

彼らはノイズを減らすためにそうしたことをしているのだと思います。ぜひ参考にして下さい。

もう1つのご質問の「最近、グーグルとヤフーの順位の差が大きくなっていると感じています。記事によっては、10位以上の差があります。主題とは違うかもししれませんが、何か原因あるのでしょうか?」のほうですが最近色々な方から同じご質問をいただくようになりました。

Googleとヤフーの検索順位はヤフーがGoogleの検索結果を表示しているので基本的には同じはずです。

しかし、いつも同じというわけではありません。ギャップが生じるのは次のような理由があります:

(1)ヤフーはGoogleの検索順位を一定間隔でインポートしているが、Googleでの順位変動が激しい時にインポートすると古い情報がインポートされてしまいそれがヤフーの検索結果に反映されてしまう

(2)地域性の高いローカルキーワードの場合、Googleとヤフーでは位置情報取得の方法が異なるので検索結果に差が出てしまう

(3)ヤフージャパンの編集方針に沿わないサイトは意図的にヤフーの検索結果から除外されることがある

これらの中で最も大きな問題は(1)です。

検索順位が上位トップ3だとか、トップ5くらいまでは順位変動はあまりないのですが、それ以下の順位のサイトは最近一日に何度も順位が変動するようになってきています。この傾向は今後も続くと思われます。
順位を安定するにはSEOをさらに行うことによりトップ3、トップ5の集団に入ることです。

2018年07月06日
カテゴリ:内部対策