Q: 何ページも見てはいるけど閲覧時間がすごく短い場合、直帰率は下がりますが、ユーザーさんは調べたいことが分からずに、理解解決せずに閉じたとも考えられます。 こういう状況で閲覧されている方が多い場合は、検索結果としてGoogleはどのように考えるのでしょうか?
A:
いくらページビューが多くても、サイト滞在時間がすごく短い場合はGoogleはそのサイトを高く評価しないと推測します。
サイト滞在時間を伸ばすことを目指して下さい。
サイト滞在時間を伸ばすには次のような対策が考えられます:
(1)関連ページへのリンクが張られていてユーザー導線が整っている
(2)競合他社よりもページ内のコンテンツを増やす
→ すでにあるコンテンツに加筆を繰り返し、文章を増やすだけではなく、興味を引く画像を追加することが有効です。
コンテンツが増やしにくい場合は、そのページで説明していることの具体例、事例、成功例などを1つだけではなく、複数追加するだけでも滞在時間が延びるだけではなく、ユーザーの信頼を獲得して成約率アップにも貢献します。
Webページの良いところは紙媒体に比べると、好きな時に好きなだけ後からコンテンツを追加したり編集が出来ることです。特に文章を増やすことが困難な場合は、写真を複数枚追加してそれらの説明文を少しでも載せるだけでコンテンツ量は飛躍的に増えます。
ページ内の文字コンテンツを増やすには次のような切り口があります:
@ 商品説明文の追加A スタッフからのおすすめポイント
B 商品の感想、レビュー、口コミ
C 商品の使い方の説明
D 商品説明文にある難しい言葉の用語説明
E 商品の詳しい仕様
F 商品に関するQ&A
G 関連性の高い商品との比較
(3)動画を載せる
→ プロに撮影を頼むと高額な費用が掛かる場合はスマートフォンにあるカメラを使って動画撮影するとリアルな動画が撮れ、それをYouTube等の動画共有サイトに載せればそれらからのアクセス増も期待できます。
(4)シミュレーションが出来るプログラムを追加する
→ リフォームや、その他デザインが伴うものはWebページ内にデザインの変更やパーツの配置を変更して仕上がりを想像できるようなシミュレーションプログラムを設置するとユーザーがそれを使う事によりサイト滞在時間が増えやすくなります。
(5)サイト内検索窓を設置する
→ コンテンツ量が多い一流のサイトの多くが設置しているのがサイト内検索窓です。Googleもそうした機能を無料で提供しているのでそうしたものを全ページのヘッダーあたりに載せるとユーザーが使ってくれてより多くのページを見てくれるようになりそれがサイト滞在時間の延長に貢献します。
(6)クイズやゲームが出来るようにする
→ 自社の商材に関するゲームやクイズなどユーザーが楽しめるプログラムを設置しているサイトもあります。