Q: リンク対策は以前よりも重要視されているんでしょうか?

ニュースレターの5月号の1ページ目に棒グラフがあり、数値が表示されていましたが、これより以前はどの程度の割合だったのでしょうか?


A:

下の図はMOZが発表した2015年と2009年の検索順位決定要因の調査結果です。

調査結果のフォーマットが違っているので簡単には比較ができませんが変化した点は次のようなポイントです:

・2009年には検索順位決定要因のNo.1はドメインの価値(信頼性、権威)だったのが2015年には6位に落ちました。
→ 昔は古いドメインで被リンク元がたくさんついている中古ドメインを購入してサイトを作ると短期間で順位が上がるということがありましたが今日ではそうした傾向はかなり減りました。中古ドメインを買ってサイトを作るという事はもはや古い手法なのでやめたほうが良いです。

・2009年には効果のあるSEO対策の第3位が他のドメインから目標サイトに上位表示をしたいキーワードでリンクを張ってもらうことでしたが、現在では危険なやり方です。むしろ、様々な言葉でリンクを張ってもらわないとSEO対策をしていることがGoogleにばれてしまい上位表示するどころかペナルティーの原因になります。

・2009年も、2015年も引き続き被リンクが重要な要因のままです。関連性が高いサイトや、権威のあるサイトからのリンクを張ってもらうことが上位表示の決定的に重要な要因であることは変わっていません。

MOZの検索順位決定要因のデータの発表は奇数年に発表されますので来年2017年に最新版が発表されるはずです。それが発表されたら必ずまた報告させていただきます。


2018年08月31日
カテゴリ:被リンク対策