Q: スマホで見たとき出てくる、metaディスクリプションの右横の画像についてお聞きします。

最近スマホで自然検索結果を見ると、metaディスクリプションの右横にHPで使用している画像が出てきました。出てくるサイト・またそうでないサイトがあります。これは何を意味しているのでしょうか?


A:

これは今から1年くらい前から始まったトレンドで、検索ユーザーにとって画像を見たほうが便利ではないかというキーワードで検索したときには、各サイトから関連性が高いと思われる画像を1つ自動的にGoogleが選んで正方形の画像をモバイル版Googleの検索結果に表示させるという方針です。

Googleの検索結果は基本的にそれまでテキスト中心の検索結果でしたが、こうしたことをすることによりユーザーにより高い利便性を提供させようとしていると思われます。Googleも自分自身の検索サイトのユーザーエンゲージメントを高めようとしているようです。

これまでの調査では見た目が重要な商品やサービス、コンテンツを探すときに検索するキーワードの検索結果ページに表示されている傾向があります。

例えば、モバイル版Googleの検索結果画面に正方形の画像が表示されているキーワードは:
・ハンバーガー
・伊勢志摩 ホテル
・美容外科
・SUV
・ポケモン
などです。

そして画像が表示されていないキーワードは:
・コピー紙
・SEOセミナー
・賃貸マンション 横浜
・プログラマー求人 渋谷
・経済学部 東京
などです。

不思議なのは・整体 +(地域名)
・消化器内科 +(地域名)
・外科 +(地域名)
で検索すると整体院に関する何らかの画像が表示されることです。

考えられる理由は、検索ユーザーはテキスト情報だけ見ても専門家ではないので判断がつかないから、ビジュアルに影響されるから画像も表示したほうが良いとGoogleが判断したのではないかということです。

いずれにせよ今後はSEOだからといってテキストだけ、リンクだけで良いというのは古い発想だということです。
今日のSEOではユーザーエンゲージメントが高い、つまりユーザーがそのサイトにどれだけ愛着度を持つかということがサイト滞在時間の長さ、平均ページビューの多さ、直帰率の低さという数値によって明らかになるため非常に重要度を増してきています。ユーザーエンゲージメントを高めるためにもビジュアル面で手を抜いては絶対にだめですので気をつけて下さい。



2018年09月07日
カテゴリ:モバイルSEO