Q: 音声検索によって出てきた検索順位も、キーワード入力したときの順位と基本一緒になりますか?
何個か試しましたが、基本一緒だと思いますが・・・
A:
そのはずです。
ここで重要な情報があります。アイフォンの画面の下にある丸いホームボタンを長押しするとSiriという人工知能が起動します。そこに音声で何か質問をするとウェブの検索結果が表示されます。その下の画面をよく見るとBingの検索結果だというメッセージがあります。
アイフォンの直接的競合であるアンドロイドはGoogleの製品です。競合を利することを避けているアップルはアインフォンでGoogle製品をデフォールトとして使うことを避けるようになってきています。数年前にリリースされたアップルの地図は使いづらくて困りものですが、これもGoogleのGoogleマップのユーザーをこれ以上増やさないための試みです。
アップルが経営危機になったときにスティーブ・ジョブズがアップルに復帰しましたが、その時のプレゼンを私はTVで偶然みていましたが、今でもはっきりと覚えているのが長年の敵であったマイクロソフトがアップルに出資するという知らせをビルゲイツが笑顔でしていたシーンです。その時依頼、以外にアップルとマイクロソフトは仲が良くなっているのはあまり知られていないようです。
マイクロソフトはBingを提供しているので、何かにつけてアップルはBingを優遇するようになっています。
「敵の敵は見方」だからだと思いますが、暫くの間はアイフォンではBingをこのように優遇するようです。しかし、それはあくまでも向こう数年間だけのようです。
何故ならTech Times 5月6日版には
『Apple Reveals Details Of Web
※https:// https://support.google.com/webmasters/answer/47334
Crawler Bot. Is This The Start Of Apple Search?』
とあり、アップルのクローラー「アップルボット」は音声検索のSiriとコンテンツ検索のSpotlightのための情報収集のためであると発表しています。
つまりアップルはSiriの音声検索ではアップル独自の検索エンジンの検索結果を出すことをきめてすでに世界中のサイトをクロールしているということです。
そしてその先にはアップルの独自検索エンジンは丁度Googleのように通常の検索エンジンとしてもリリースされる可能性があります。
以外にもGoogleの次はBingではなく、アンドロイドの登場により急に仲が悪くなったアップルの検索エンジンになるかも知れません。今後は益々世界の動向に目を離すことが出来ません。