Q: 最近、YouTube動画のことでお聞きします。
最近、YouTube動画を埋め込んでいるページのPageSpeed Insightsでの速度スコアが大きく下がりました。検索順位への影響がないか心配です。
今後YouTube埋め込みは避けたほうがいいのでしょうか。
A:
PageSpeed Insightsでの速度スコアは確かに重要です。しかし、それを重視するあまりにネットユーザーが好きなYouTubeを張るのを遠慮するのはよくありません。
体感速度として極端に遅くならない限り、YouTube動画は1つのページに何個でも張るべきです。理由は、サイト滞在時間が長くなりユーザーエンゲージメントが高まり上位表示に貢献することがわかっているからです。
ただ、複雑なのはGoogleのジョン・ミラー氏は、以前SEO業者から、ユーザーエンゲージメントは上位表示に関係あるのかと聞かれたときに関係ないと動画インタビューで発言したことです。氏の本意はユーザーエンゲージメントを高めることが直接的に効果があるというのではないということだと思います。
実際にはユーザーエンゲージメントを高めるために次のページへの動線を改善すると検索順位が明らかに上がるのです。
それは恐らく、何らかの別のアルゴリズムによって結果的にユーザーエンゲージメントが高くなると検索順位が上がるという因果関係があるからだと思います。
ですので、YouTube動画をページ内に張り付けることはユーザーエンゲージメントが高まり順位アップに結果的に貢献することとしてGoogleの1社員はGoogle検索の全てのアルゴリズムに熟知していたり、全体像を理解できていないということを考慮して下さい。
以上ですがぜひユーザーが何を求めているかを考え、それをサイト上で提供することに専念して下さい。
2020年03月01日
カテゴリ:動画活用
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