Q: カテゴリーページをnofollowにするかしないかで迷っています。

同じカテゴリーページでも 直帰率とかが全然違います。

Aページ
滞在時間 直帰率 離脱率
00:00:16 100.00% 40.00%

直帰率も高く離脱もそこそこあり、足引っ張っているという考え方で良いのでしょうか?

Bページ
滞在時間 直帰率 離脱率
00:00:13 0.00% 14.29%

滞在時間短いが直帰率0、離脱も低く貢献しているという考え方でよいのでしょうか?

またカテゴリーページで後者のタイプが多いのであれば全体的には貢献していると判断してカテゴリーページは残す(no foliowにしない)という判断で大丈夫でしょうか?


A:

ご相談ありがとうございます。
確かに直帰率が高いページがサイト内にあることはあまりよくないことです。
しかし、だからといってそのページをGoogleにインデックスさせないためのタグを張るのは好ましいことではありません。

むしろ、何故そのカテゴリページがそこまでユーザーエンゲージメントが低いのかを深く考えて根本的な原因を解消するほうに注力したほうが良いです。

しかも、カテゴリページのユーザーエンゲージメントが低いといってむやみにGoogleにインデックスさせないためのタグを張ると、そのページからリンクされているページのページビューが下がり、さらにユーザーエンゲージメントが悪化します。

カテゴリーページのユーザーエンゲージメントが低い原因としてよくあるのが、カテゴリページからリンクされているサブページが少ないということがあります。

ユーザーはわくわくした気持ちでせっかくカテゴリページを見に行ったのにそこからリンクされているサブページが少ないとがっかります。できれば20ページ以上、最低でも10ページ以上へのサブページにそこからリンクされているかを確認してそうでない場合は:

(1)そのカテゴリに登録するサブページをそのページ数まで増やす努力をする
(2)(1)が無理ならばそもそもカテゴリを増やし過ぎている可能性があるのでカテゴリ数を減らしてどのカテゴリも豊富な情報量があるカテゴリページに改善する

ということを考えてみてください。

今後も問題があるページを発見した場合、そのページにGoogleにインデックスさせないためのタグを張るという安易な方法を考えるのではなく、何故そうなのかを考えて単に応急処置をするというのではなく、根本的な治療をするようがんばってください。

2020年03月06日
カテゴリ:内部対策