Q: 当社のオウンドメディアですが、約半年間の手動ペナルティで、検索数が激減しました。 今、ようやく回復したのですが、その原因と今後の取り組みについてお伺いいたします。

当社のオウンドメディアですが、月間80万PV近くまであったものが2019年3月から9月初旬まで約半年間の手動ペナルティで、検索数が1万PV以下に激減しました。

今、ようやく回復したのですが、その期間グーグルのアルゴリズム変更もあったため、

・手動ペナルティによる検索順位下落
・アルゴリズム変更による検索順位下落

が判別できません。

(1) 現在、2018年以前古いコンテンツのアップデート・新規コンテンツの追加を行っていますが、10月からSEOヴィジョン等で内部対策を開始したく考えています。

(2) その他の対策としては、コンテンツの広告なども検索数アップ(流入アップ)になるかと思います。

(1)は妥当な手段だと考えていますが、いかがでしょうか?


(2)はSEOとして有効でしょうか?

なお、手動ペナルティの解除に関しては、
・外部リンクをチェックして、不自然なものを否認した
・一部、購入した外部リンクがあったが、それをグーグルに伝え、契約解除した。
・当社が関与していない海外のリンクなどもあったので、それを否認するともに、
グーグルにも「当社が関与」しないことを伝えた。

これを8(月1回+α)回繰り替えてようやく解除されました。


A:

詳しく教えていただきありがとうございます。

(1) 現在、2018年以前古いコンテンツのアップデート は妥当な対策です。

最近の私の調査ではページを作って1年を超えたものは順位が落ちやすいということがわかってきています。1歳を超えたページは年寄り扱いで上位表示してくれないという意味です。
若返るためのアンチエイジングとして新しく、文章、画像、動画、サイト内リンク、参考にしたサイトへの外部リンクなどを加えるべきです。

(2) というのは上位表示を目指すページを広告にかけるという意味でしょうか?もしそうでしたらしないよりはやったほうが良いという程度です。

理由は本質的な対策ではないからです。

確かにトラフィックが多いサイトは上位表示されやすいということはあります。しかし、それを広告をかけることにより人工的に引き起こすというのは限界があります。

Googleという会社は少しでも「金を払えば上位表示する」ということが知れ渡ると炎上する立場にいる企業です。そのためあくまでも自然に増えたアクセス数、自然に増えた被リンクというものをGoogleは評価する傾向にあります。

それと今回の場合は不正被リンクのペナルティーがとけたための可能性もあります。

他にはE-A-T不足というもの考えられます。

E-A-T不足と不正被リンクのペナルティーは手動ペナルティであり、その他は自動的にアルゴリズムが与えるペナルティーです。

今後も何かありましたらいつでもご質問ご投稿下さい。


2020年03月08日
カテゴリ:内部対策