Q: 12月のアップデートでお聞きしたいことがあります。
12月のアップデートで、サブドメインサイトよりサブディレクトリサイトで順位が上がったサイトをよく見かけます。
今までは、サブドメイン、サブディレクトリでSEO効果の差はないと考えておりましたが、アップデート後に変更はありましたでしょうか?
A:
サブドメインサイト(例:reform.suzuki.com)より、サブディレクトリサイト(例:www.suzuki.com/reform/)が上位表示している傾向があるかはわかりませんが、もしそうなのでしたら2020年12月4日に実施されたコアアップデート以降はメインサイトが上位表示しやす傾向があるのではないでしょうか?
例えば、鈴木工務店がリフォーム事業をしているとします。
その場合リフォーム事業の売上を増やすためにネットを活用して情報発信をするでしょう。
その時の選択肢はリフォーム事業は鈴木工務店の1つの事業なので普通のやり方だとリフォームサービスの情報はサブディレクトリサイト(例:www.suzuki.com/reform/)
で作ろうとするはずです。
2つ目の選択肢はリフォームサービスが鈴木工務店にとって今後非常に重要な事業だと考えた場合、気合を入れてリフォーム専門サイトを立ち上げることです。その場合、リフォーム専門サイトのURLはサブドメインサイト(例:reform.suzuki.com)
にするでしょう。
専門サイトを作ることは確かに昔からSEO対策では有効な手段ですので、古くからSEO対策を実践し、知識がある企業なら迷わず
サブドメインサイト(例:reform.suzuki.com)
のURLでリフォームの専門サイトを作るはずです。
今でもこのように専門サイトを作り、サブドメインサイトとして開くことは有効な手段ですが、コアアップデート後はどちらかというとメインサイトのほうが上位表示しやすい傾向があります。
その理由は、メインサイトのほうがその企業が属する業界の有名なサイトからリンクを張ってもらいやすいからです。一方専門サイトは企業にとってのメインのサイトではなく、2つ目あるいは、それ以降のサブ的なサイトでしかありません。
そのため世間の人や企業はなかなかサブ的なサイトにはリンクを張ってくれないものです。