Q: サブドメインとサブディレクトリについてお聞きしたいことがあります。
弊所運営サイトの構成としては、
・オフィシャルサイト
・オフィシャルサイトのサブドメイン:交通事故特化サイト
・オフィシャルサイトのサブドメイン:離婚特化サイト
・オフィシャルサイトのサブドメイン:相続特化サイト
といった形にしております。
12月のアップデート後、ランキングに変動があり、サブドメインのトップページが圏外となり、代わりにオフィシャルサイトのページが上位にはいるようになってきました。
「交通事故 弁護士 YYYY」で
https://www.XXXXXX.com/105/105015/
(サブディレクトリ?)が上位。
サブドメインのhttps://koutsujiko.XXXXXX.com/は
圏外になったり、20位ぐらいをウロウロ。
サブドメインは、ドメインパワーを引き継ぐため、「交通事故」について解説しているサブドメインサイトが上位表示されるのが自然な気がするのですが、なぜでしょうか?
また、対策として、サブドメイン化している交通事故特化サイトを、オフィシャルサイトのサブディレクトリに移動することを検討しているのですが、いかがでようか?
A:
状況教えていただきありがとうございます。
コアアップデートはこれまで何度か実施されてきましたが、実施される度にオフィシャルサイト(メインサイト)が上位表示される傾向が高まってきています。
ただ、この傾向は1年に1回くらい逆転することがあります。今回の2020年12月4日のコアアップデートではおっしゃるようにオフィシャルサイトが非常に有利ですが、半年後か、一年後には逆転して、オフィシャルサイトよりもサブドメインサイトが上位表示する時がくるはずです。
しかし、それでもサブドメインサイトというよりは、メインサイト以外のサブサイトは昔ほどSEO的に有利ではありません。
理由は、コアアップデートというアルゴリズムアップデートの特徴は2つあるのですが、1つは「クエリ関連性が高いか?」、2つ目は「信頼性が高いか?」です。
メインサイトのほうが権威のあるサイトや人気のあるサイトからリンクを張ってもらっている傾向が高いです。権威のあるサイトや人気のあるサイトからリンクを張ってもらっているメインサイトはどうしても信頼性が高いということになります。そのためメインサイトがサブサイト(専門サイト)よりも順位が高くなる傾向があります。
この壁を打破するためにはサブサイトにも時間、人員を投下して人気ページを増やすことと、被リンク獲得活動に力を入れて権威のあるサイトや人気のあるサイトからのリンクを獲得することです。
これら2つの対策をしっかりとすればサブサイトのほうも以前のように上位表示されるようになるずですからがんばってください。