Q: 今後、アフィリエイトサイトの運営は難しくなるのでしょうか?

2月2日のビデオニュースレターでHow toサイトが上位表示されにくい状況との事でした。
ご質問ですが、アフィリエイトなど独自商材がなく、商品の利用体験やHow to記事は今後も検索1ページ目の表示は難しくなるのでしょうか?

また、今後は関連性、信用度などで、アフィリエイトサイトの運営は難しくなると考えた方が良いでしょうか?
最後に何か改善方法があればご教授いただきたいです。


A:

ありがとうございます。How toサイトが上位表示されにくいのはあくまでも2020年12月4日のコアアップデートの特徴ですので、また近い将来別のアップデートが実施されれば状況はもとに戻るはずです。

しかしそれでも長期トレンドとしてはアフィリエイトサイトがこれまで上位表示できていたビッグキーワードでは上位表示しにくくなると思います。
特に美容、健康、医療の分野での病名や症状名、薬品名などは国家資格や国から許認可を与えられている組織のほうがその分野におけるE-A-Tが高いのでアフィリエイターにとって上位表示にしくくなるはずです。

ただし、だとしたら、アフィリエイターサイトはアフィリエイトサイトならではのキーワードでの上位表示を目指すべきです。アフィリエイトサイトならではのキーワードというのは具体的には・・・
・・・口コミ
・・・評判
・・・比較
・・・レビュー
・・・体験談
AとBの違い
AとBの比較

というような第三者的な立ち位置にいる個人ならではのキーワードのことです。

つまり、アフィリエイターにとっての本質的なE-A-Tとは、メーカーが販売する商品を試してその感想を載せたり、その経験に基づいて比較、ランキングなどをコンテンツとして発信することです。

これこそがアフィリエイターに元々求められていることです。その分野のプロになったふりをして知ったかぶりをするのではなく、自ら汗をかき、身銭を切って消費者の代理人として活躍すればそのアフィリエイターの売上は増えていくはずです。(プロになったふりをして知ったかぶりをするというのはその分野プロでなければ書けないことや書いても信憑性が無いテーマのコンテンツを作るという意味です)

ネットにおけるアフィリエイターの役割が低下したり、無くなることは決して無いはずです。これまでどおり、あるいはこれまで以上に消費者から求められる存在になるはずです。

そしてその先にはアフィリエイターをすることにより得た消費者行動に関する知識を元に、独自商材を開発し販売することです。

消費者行動に関する知識を獲得しているのでかなりの確率で独自商材は売れるはずです。これがすごろくで言うところのアガリ=ゴールです。


2021年03月07日
カテゴリ:内部対策