Q: ページの読み込み時間(PageSpeed Insights)のことでお聞きします。

UberSuggestを利用していますが、
SEOの問題として指摘されている項目で
「コンテンツ圧縮無し」というものが69ページ存在します。
また、以下の様な解説が載っています。

どんな問題?
ページの読み込み時間は、Googleのランキング要因であり、SEO全体の健全性にとって非常に重要な要素です。コンテンツエンコーディングを使用して、サイトのサーバーから訪問者のブラウザに送信されるデータを圧縮することによって、ページを高速化することができます。コンテンツエンコーディングを有効にすると、ページの読み込み時間が短縮され、訪問者の満足度が高まり、ランキングの向上につながります。コンテンツエンコーディングの一般的な形式には、gzip、compress、deflate、およびbrがあります。

解決方法は?
サイトのサーバーでコンテンツエンコーディングが有効になっていることを確認してください。使用しているサーバーのフォーラムやドキュメントを確認して、正しく実行されていることを確認してください。有効化したら、テストを行って正しく機能しているかどうかを確認します。

コンテンツエンコーディングについての知識がなく、こちらは必ず対応すべき重大な問題なのか、解決するにはどの様な作業を行えばよいのか分かりません。
貴社に知見がございましたらご教示いただけますでしょうか。


A:


状況お伝えいただきありがとうございます。
以前より表示速度の軽量化のテクニックの1つにテキストファイル(HTML等)を圧縮してサーバーにアップして、ユーザーがデバイスでダウンロードした時に解凍するというものがあります。
SEO検定のサイトをオープンする時に私もこれを開発会社さんにやってもらってPageSpeed Insightsのスコアを100点とったことがあります。
しかし、その後自社でサイトを管理更新するうちに面倒なことなのでやらなくなってしまいました。

私の意見ではこの手法は、画像の圧縮化や無駄なソースコードの削減に比べるとかける手間や費用に比べてコスパが非常に低いと思いますのでおすすめしません。

PageSpeed Insightsのスコアは90点以上の緑を取る必要はなく、中間のオレンジのスコアの範囲で十分だと思っていますので、テキストファイルを圧縮するまでのことはおすすめしません。
ぜひ画像の圧縮化や無駄なソースコードの削減のほうに注力してスコアはほどほどである中間のオレンジのスコアの範囲をとることを目指したほうが良いと思います。参考にしていただければ幸いです。



2023年11月06日
カテゴリ:内部対策