Q: 最近の傾向として、メインドメインに「co.jp」を持っドメイン、つまり企業ドメインのサイトが上がりやすいという情報をよく聞きますが、そうなのでしょうか?

有力なアフィリエイターもセミナーでその話をしており、既存記事をco.jpドメインへの移行を薦めていました。

実際、弊社でも「YYYYY ZZZZZ」でブログの短文の記事の方が、サブドメインのメイン記事より上位表示されます。
https://www.XXXXX.co.jp/blog/manager-diary/2018-06-15/
https://ZZZZZZZ.XXXXX.co.jp/seibun/b/kin-koroido/


A:

私もそうした話を聞きますが、これは結果論だと思います。Googleという会社は、どのような種類のドメインかによって直接的に差別をしないと以前より公表しています。それをするとそれが得だと思って多くのSEOをする人たちがそれをして不当に得をするからです。


ではなぜ、結果論としてco.jpというドメインを使っているサイトがそうでない.comなどよりも上手く行っているケースが多いのかというと、co.jpというドメインは登記簿を取得しないと取れないドメインでしかも、1企業1つしか取得できないドメインです。そのため、変なSEOの不正行為をすると企業の信用が落ちますし、むやみな不正行為をしにくいドメインであるということと、co.jpというドメインを取得する企業は私が知る限り、むやみにドメインを増やして複数サイトを作ることはせずco.jpというドメインのサイトだけを運営してそれだけに新しいコンテンツを追加しているため更新頻度が高いからだということが考えられます。

他には、リンクを張る側の心理としても、誰でも詐欺師でも取得できる.comや.jpなどのドメインよりも、登記簿を提出しないと取得できないco.jpのドメインで運営されているサイトならリンクを張りやすいということがあるのだと思います。

こういった理由のため、co.jpだとGoogleがサイトを高く評価するという直接的なことではなく、co.jpのサイトだと社会的に信用されやすいので良いリンクが集まる傾向が高いという結果論、間接的な理由があるためco.jpのドメインのほうが上位表示されているように見えるのだと思います。


2024年06月07日
カテゴリ:内部対策