Q: 障害年金に関するホームページを運営していますが、質問が2つあります。
社会保険労務士として、障害年金に関するホームページを運営しております。
1.鈴木先生のビデオで「1つのページに複数のテーマが混在するというミス」について解説いただきました。
以下のページは本文が約5000文字程度となります。
うつ病の障害年金に関する内容を、テーマとして以下の3つに分けております。
https://xxx.jp/utsu-judgment.html
もらえる金額
受給例
認定基準
ただ、例えば「うつ病の障害年金の金額(年金額)」を知りたい人にとっては、受給例や認定基準はノイズになるのでしょうか?
このため、以下ように3つのページに分けた方が良いか検討しております。
うつ病の障害年金でもらえる金額
うつ病の障害年金での受給例の紹介
うつ病の障害年金をもらうための認定基準
現在、うつ病の障害年金の金額に関するページの検索順位は5位程度で、他のテーマはもっと低くなっています。
【重要】うつ病の障害年金に関する内容を3つのページに分けた場合、金額や認定基準の内容が、以下の統合失調症やその他精神疾患のページと重複することになります。
https://xxx.jp/seishin-tougousicchoushou.html
例
統合失調症の障害年金の金額→共通のため同じ
統合失調症の障害年金での受給例の紹介→これは違う
統合失調症の障害年金の認定基準→共通のため同じ
このため、精神疾患全体で5つの疾病があるとすると、内容が重複する記事を5つ量産することに躊躇しております。
2.同じページの中ほどに、「障害年金のもらえる金額はいくらなのか?(令和6年度)」という同じホームページの別記事をカードリンクにしております。
このような同じホームページ内の別記事へのリンクは、リンクカードではなく、以下のような通常のリンクにすべきでしょうか?
障害年金のもらえる金額はいくらなのか?に概要をまとめました。
以上 よろしくお願いいたします。
A:
1.
「うつ病の障害年金の金額(年金額)」を知りたい人にとっては、受給例や認定基準はノイズになるのかという点ですが、それは実際に検索結果ページを見て判断することです。
おっしゃるように本来でしたら、
もらえる金額
受給例
認定基準
はそれぞれ厳密には異なったテーマのコンテンツですが、ユーザーが1つのページでそれら3つをすべて知りたいということもあります。
それを判断するには実際に検索してみて、上位表示をしている競合他社のページの内容を分析して彼らが皆、
もらえる金額
受給例
認定基準
を1つのページで説明していたら、Googleはユーザーがそれら3つのテーマを同時に見たいと判断して上位表示させていることになります。
ですので、実際に検索して競合がどういうページになっているかをチェックしてから判断して行動するようにしてください。そうしないと3つのテーマを別々のページに分割することにより検索順位が悪化するという逆効果になる恐れがあります。いずれにせよ、ユーザーが見たいコンテンツ、つまり検索意図を知るためには実際にGoogleで上位表示しているページの構成を観察する必要がありますのでお気をつけ下さい。
2.
ご察しのように、リンクカードにはアンカーテキストリンク以外にリード文やURLの文字列があるため重複コンテンツになりやすいため時代遅れになっています。最近ほとんど見かけなくなりました。リンクカードをやめて、おっしゃっているように
障害年金のもらえる金額はいくらなのか?に概要をまとめました。
のようなリンクの張り方に修正したほうが重複リンクが減るのでSEOに有利になるはずです。